財布をズボンのポケットに入れているのは、大人の男性として少し格好悪いかもしれません。
というのも、厚みのある財布をスーツのポケットに入れるのは不格好だからです。
若い人と、30代後半から40代の男性とでは、カッコイイの見せ方が違います。
30代、40代の男性は、長財布を内ポケットからスマートに出すのがカッコイイと思います。
外見だけでなく、ズボンのポケットに財布を入れるのが良くない理由が二つあります。
損してしまう理由を紹介していきたいと思います。
スーツの生地の事を考えてみる
内ポケットに長財布を入れる分には、こすれる部分が少ないです。
だから、スーツの生地を傷めることは少ないと思います。
長年同じ場所に財布をしまっておと、スーツの生地も傷んできます。
ですが、スーツの内側はあまり気にならないところなので、まだ良いでしょう。
しかし、ズボンのポケットに、厚みのある財布を入れっぱなしにしているとどうでしょう。
当然、スーツのズボンの生地は傷みやすいです。何より、ズボンは外から見える部分。
おしり部分は、立ったり座ったりしているうちに、必然的に擦れやすい部分です。
内ポケットよりも生地が傷みやすい部分なんです。
こすれる回数が多くなると、ズボンに穴があいてしまう可能性も高くなります。
ジーンズを例に挙げると、膝やすそ、内ももの部分は特に白くなっていませんか?
それと同じように、財布も生地を傷める原因になっているのです。
腰痛の原因になりやすい
腰痛の原因は、慢性的なものや、重い物を持った時など様々です。
ただ、大きな原因の一つとして、骨盤のゆがみが挙げられます。
骨盤のゆがみは、姿勢の悪さから。姿勢が悪い人は腰痛になりやすいのだそうです。
ズボンのポケットに財布を入れるのは、姿勢が崩れやすくなる行為と言えます。
ですから、腰痛の原因になる、骨盤の歪みを引き起こしてしまうのです。
「おしりが片方だけ浮いた状態で座っている=正しい姿勢ではない」
ですから、骨盤の歪みに繋がりやすくなってしまうのです。
長財布ならまだ良いですが、二つ折りの財布は厚くなりやすいです。
という事は片方ずつのおしりの高さにさらに差が出ます。
それを考えるとさらに、腰痛の原因を作ってしまっている事がわかります。
入れっぱなしにするなら、せめてもう片方のおしりにクッションを置いてください。
しかし、大人っぽい高級感の溢れる革財布を持っている人が、それをしていたらカッコ悪い。
せっかくの財布の格好良さも台無しでしょう。
若いうちだから大丈夫だと思っている方も、骨盤は少しずつゆがんできます。
せめて腰かける時くらいは、財布をポケットから出しておいた方が良いかもしれません。